ささいな日常

ただただアウトプットの場として呟く場所。

麻薬の成分

1日中不細工な自分だったことがとても許せなかった。

もうこんなに泣き腫らす日は絶対に迎えたくない。

自分の顔を見てそう誓った日。

 

さて、同じ過ちを繰り返さないためにも、もう少し棚卸しをしたい。

好きだったところ、好きになれたところは何か。再度書き出してみる。

自分の理想条件を塗り替えるためにも言葉にしておきたい。

 

・くだらないことで笑い合えるところ

・物知りなところ

・真面目の基準が合うところ

・多少雑なところ

・いつでも連絡出来たところ

・好奇心旺盛なところ

 

うーん、意外と少ないし、ふわっとしてるな。

 

では合わなかったところはどこか。客観的に見たい。

・私が若干失礼だなと思う内容をネタにする

・子供だなと思う対応がある

・私の都合は気にしない

・私が喜ぶことをしようとしない

・そもそも私の顔が好きじゃない

・私も相手の顔が好きじゃない

・何となく信用しきれない感

・万人に優しいが一本筋がないように見える

・未来よりも過去の話ばかり

・自分の話ばかりする

 

たくさんでてきた。

 

何故今回こんなにダメージを受けているかと言うと、合わなかったところは自分のコンプレックスと似ている部分が多いからだ。

特に、一本筋がないというところは、私の弱点でもあるので、自分の弱点を書いているようでつらくて涙が出そうになった。

 

相手に選ばれなかった悲しみよりも、

自分自身に思う嫌なところを相手の性格を通じて直視せざるを得ないことがとにかく辛かったのである。

 

残念なことに自分に甘いところも似ていた。

お互いがお互いを思って励まし合うというよりか、自分の甘さから目を逸らすための傷の舐め合いでしかなかった。

それも、充分わかっていた。自分で自分を肯定する強さを身につけることから、逃げ続けた結果だ。

 

ずっとここを考えていた。なぜこうなってしまうのかと。

 

まず、仕事の影響は大きい。

基本的に私は新たな業務を断らない。

新しいことをやることで自分の可能性が広がると思っているためである。

それで良かったと思うこともあるが、失敗したと思うことも同じくらいある。

よくあるダメなパターンは、抱え込みすぎて全て回らなくなることだ。

それがわかっているのに、断らない。

 

いや、断れないが正しいのかもしれない。

いい人だと思われたくて。

何でもできる人だと思われたくて。

自分の限界値を気にせず、ただのイエスマンに成り下がっていた。

 

最近はハラスメントも厳しい。

指摘や怒りを伝えるにしても、感情任せではなく言葉を選びながら行わなければいけない。

本心をなかなか言えない環境も拍車をかけた。

 

そうやって損をしたことがたくさんあった。

今日は今まで自分がどれだけ損をしたか、ともすればどれだけ搾取されてきたか。

そこに対する後悔の念が一番強く押し寄せた1日だった。

 

これからは絶対に搾取されたくない。

今日の決意はこれだ。